本日放送予定の、NHKにてわたしたちのこれまでの歩みを取材していただきました。
放送をご覧になりこちらを覗かれた方に向けて、なぜこのような題材の取材を受けるに至ったのかを書き留めておこうと思います。
まず2025年4月の破産時にもたくさんのメディアから取材依頼がありましたが、さまざまな事情と、たくさんの方々にご迷惑をおかけしている状況から全ての取材をお断りをさせていただいていました。
それでも憶測だけで書かれている記事を目にしました。
でも、それは仕方のないことだとも思いました。
しかしその記事はコピーされて、どんどんと増え続けていきます。
まるで事実のようにわたしたちの知らない数字や、間違ってはいないけどわたしたちの口から語られた言葉ではないものがまわり回って、旧ズーティースタッフのご家族や、思いもよらない人にまで伝わっていました。
それもあって再開時には自分で文章を書きました。
イーザッカマニアストアーズのサイトにも、みなさんを驚かせるようなご挨拶分を掲載することにしました。それは、きちんと自分の言葉でお伝えしたかったからです。
今回は、再出発の節目として、わたしの言葉でお話しすることをお約束して取材を受けました。
取材テーマは「増え続ける倒産件数」「物価高・円安」についてでしたが、時間の都合もありますので、わたしの話したことのほとんどが放送されないと思います。
今回の一件に、物価高や円安が全く影響しなかったわけではありませんが、そもそも経営者であるわたしたちの力の至らなさが倒産を招いているわけですので、その辺りがきちんと伝わればいいなと思っています。
経営を長らくしていると、どうしても不可抗力である事象や、自分たちの考えの浅さで、在庫量に振り回されたり、資金繰りに困ったり、さまざまなことが起こります。
そんな時に利益の取れないような売り方をしてしまい、自分たちの理想を果たせない時がありました。
言い訳もありませんし、今でも申し訳ないという気持ちをずっと持ち続けています。
それでも、倒産後、30社以上の企業が「イーザッカマニアがなくなるのはもったいない」と手を挙げ、入札という形で今のお店があります。
また、わたしたちの残した事業に金額がつくことで、ご迷惑をおかけした債権者の方々へ少しでもお返しできます。
お客さんの声が再開の後押しをしてくれました。
たぶん、奇跡みたいなことなんでしょう。
わたしは「そんなことあるんですね」と弁護士さんに聞いたら「いや見たことないですね」と驚いていたので、やっぱりイーザッカマニアのお客さんはすごいなーと。
わたしたちの再開は、お客さんからいただいたたくさんの声と、それから25年間かけてお店をつくってきた歴代のスタッフ、関係会社のみなさんのおかげなのです。
再出発の際、わたしたちの想像を遥かに超える70社以上のメディアが、このニュースを肯定的に取り上げてくださいました。NHKさんの取材もそうですが、多くの方がイーザッカマニアのこれからを注視してくださっていることに、ますます身が引き締まります。
もう同じことは繰り返しません。
創業した1999年から最後の最後まで持ち続けてきた理想を、ここからきちんと果たせるように新たな仲間とここからまたつくっていきたいと思います。
イーザッカマニアストアーズ 店長 浅野かおり
※他、地方紙・ネットニュース等多数掲載